『パッチテスト』って、絶対必要？

『パッチテスト』って、絶対必要？

マツエクのパッチテストって何？？

パッチテストという言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、詳しく知っている方はあまり多くはないのではないでしょうか。

パッチテストとは、化粧品や薬品などを使用することで皮膚炎やアレルギーによる症状が起こるかどうかを確かめるために行うテストのことです。

なんだか「テスト」と書くと大げさに聞こえてしまいますが、いきなり沢山使って皮膚炎やアレルギーが起きてしまわないように、まずは少しだけ使って大丈夫かを確認するという、安全にその商品やサービスを受けるためには必要なものです。

まつげエクステの場合、主に皮膚炎やアレルギー反応の原因となるのは、まつげエクステと自まつげをくっつける際に使用するグルー（接着剤）の成分なので、その成分を安全に使用することが出来るかを確認するためにパッチテストを行うということです。

パッチテストって必要なの？

今まで特にアレルギーもなく、化粧品でかぶれた経験もない方にとっては「パッチテストなんて必要ないのでは？」と思う方もいると思います。

過去にお肌トラブルなく過ごしてきた方は今後も問題ないとつい考えてしまいがちですが、完全に大丈夫とは言い切れません。たまたま今まで使用してきた化粧品でかぶれていないだけで、実はご本人も把握していないアレルギーをお持ちの可能性もあります。

しかもまつげエクステは皮膚も薄くデリケートな目元に施すので、万が一があってはいけません。ですから安心して安全な施術を受けるためにもパッチテストは受けたほうがベターです。

マツエクビギナー以外はパッチテスト不要？

はじめてまつげエクステをされる方は是非受けていただきたいパッチテストですが、では今までまつげエクステをしていた方は受ける必要がないか、というと一概にそうではなくて、パッチテストを受けたほうが良いケースがあります。

どのようなケースかと言うと、「久しぶりにまつげエクステをする」「大事なイベントをひかえている」「妊娠出産後」「環境の変化や体調の変化を感じている」などです。

大事なイベント前のまつげエクステは万が一にも何かあってはいけないので、イベントのためにまつげエクステをするのであれば事前にパッチテストを受けておくと安心です。

以前まつげエクステをしていた方でも久しぶりにまつげエクステをされる方や、妊娠している方、出産をされた方、環境の変化や何らかの体調の変化を感じている方は、まつげエクステが初めてでなくてもパッチテストを受けることをおススメいたします。

ストレスやホルモンの変化などで肌質が変わりそれまで何ともなかった化粧品にかぶれてしまうということは大いにあり得る事です。

どんな方法でパッチテストをするの？？

細かい部分はサロンによって違うかもしれませんが、大きく分けるとパッチテストの方法は２通りあります。

１つは簡易的なもので、グルーと同じ成分の液体や施術で使用する保護シートの一部を二の腕などの柔らかい皮膚に塗布します。

２４時間から４８時間後に皮膚に何らかの赤みや腫れなどの症状が起きていないかを確認するものです。カウンセリングなどを除けばパッチテストにかかる時間は５分から１０分ほどと短いので手軽に受けることが出来ます。

もう１つは本格的なテストになり、装着型と言われる実際に目元にまつげエクステを装着して行います。装着本数は数本程度でサロンによって異なります。

確認時間は数日から１週間以上と少し長めになりますが、実際に目元にまつげエクステをつけることで、装着後すぐではなくしばらくしてからアレルギー症状が出る「遅延性のアレルギー」についてもテストすることが出来ます。

こちらのパッチテストは実際にまつげエクステをつけるので、テストにかかる時間もカウンセリングを除いても３０分ほど必要です。

なお、パッチテストはサロンによってテスト方法もかかる時間も違うので、実際に受ける前に確認してから行くと安心です。

パッチテストの料金は？

パッチテストにかかる料金はサロンによって実に様々です。

そもそもパッチテストがメニューにないサロンもありますので、事前にサロンのホームページ、あるいは電話で確認しておきましょう。

パッチテストで分かるのはアレルギー反応だけじゃない！？

事前にパッチテストのためだけにサロンへ足を運ぶとなると少し面倒に感じるかもしれませんが、安心して施術を受けるためだけでなく、実際にそのサロンにまつげエクステをお任せ出来るかを判断するための判断材料にもなります。

パッチテストの問い合わせや対応で、そのサロンが安全に気を配っている信頼できるサロンであるかがだいたい分かります。また、実際にパッチテストでお店に足を運ぶことでサロンの雰囲気や接客スタイルも分かるので「こんなはずじゃなかった！」という失敗をせずにすみますので、サロン選びの一環としてもおススメです。