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まつげのダメージ大解剖!!

BEAUTY COLUMN

まつげのダメージ大解剖!!

2019.04.24

Pick Up

まつげのダメージ大解剖!!

まつげはなぜダメージを受けるの?

まつげエクステをすると、まつげパーマをするとまつげに負担がかかってダメージを受ける、と思っている方は多いと思います。

実際、ダメージは受けますが、そもそもなぜまつげエクステやまつげパーマをするとまつげに負担がかかるのか?また、それ以外ではダメージって受けないの?などのまつげのダメージについてお話ししていきます。

まつげは常にダメージを受けている

実はまつげは、まつげエクステやまつげパーマなどの特別な何かをしたことでのみダメージを受けるわけではありません。

まつげは何もしなくても、外気やエアコンによる乾燥、紫外線によってダメージを受けているのです。こうした、ある意味「何もしていなくても受けるダメージ」に加えて、ビューラー、マスカラ、マスカラを落とす時のクレンジングによる摩擦、マスカラをしていなくても洗顔時に目元を擦ることで起こる摩擦、目をこする動作、目薬などでもダメージを受けているのです。

まつげのダメージをゼロに出来る?

ごく普通の毎日を送っていても日々ダメージを受けているまつげ。出来ればダメージを受けずに過ごしたいものですが、実際にはまつげのダメージをゼロにすることは出来ません。

出来る事は、日々受けるダメージを出来るだけ最小限に抑えて、受けてしまったダメージにたいしては適切なケアを行うことです。

受けるダメージを減らし、ケアをきちんと行うことで、受けるダメージはゼロにはならなくとも、健やかなまつげを育むことは可能です。

基本のダメージ予防とケア方法

外気や乾燥、紫外線によるダメージの予防は、出かける前にコーティング効果のある美容液や紫外線カット効果のあるマスカラなどの利用、サングラスや帽子など、肌を紫外線や乾燥から守る方法と同じような感覚で予防することでダメージを軽減することが出来ます。

また、まつげは摩擦にとても弱いので、「出来るだけ擦らない」ということが非常に大切なポイントです。目をこする動作、クレンジングの際に必要以上に力を入れてしまっているなどは無意識に行っていることが多いので、目元を触る時には力を入れないことを意識することで、だいぶまつげへの負担を減らす事が出来ます。

ただ、注意してほしいのはダメージが怖いからといってクレンジングが不十分になること。目元の汚れが残ってしまうと逆効果です。洗顔後にせっかくまつげ美容液で栄養を入れようとしても、目元に汚れが残ったままでは効果が半減してしまいますし、汚れが残った目元は炎症や目元のトラブルのもとになってしまう可能性もあります。

なかなか慣れるまでは難しいことではありますが、目元のクレンジングは優しく、でも汚れはきちんと落とすという事を意識しましょう。

おススメはポイントメイクリムーバー。力を入れずにしっかり目元の汚れを落とすことが可能です。また、スペシャルケアとしてサロン等で目元専用の洗浄剤であるアイシャンプーをするのもおススメです。

マツエクで受けるダメージと対策

まつげエクステは、自まつげにまつげエクステをおんぶさせているようなイメージです。まつげエクステの重みの負荷がかかるため、自まつげが弱っていたり、目をこするなどの刺激を受けるとどうしてもまつげが抜けやすくなる事があります。

つまり、マツエクをする上で出来るだけまつげのダメージを減らすためには①自まつげが健やかであること②自まつげに対して重すぎる(長さや太さなど)まつげエクステは避けること③擦るなどの刺激を少なくすることが基本です。

重みの負荷がかかると言っても、最近のまつげエクステはとても軽いので、自まつげに負担になりすぎないようなまつげエクステを選び、毛周期の状態を見た上で、まつげエクステをつけても大丈夫な自まつげを選んでから施術を行えば、まつげエクステ自体がまつげに大きなダメージを与えて、まつげが抜ける原因になることはあまりありません。

つまり、まつげエクステをつける上でダメージを正しい施術を受けることもまつげの為には非常に重要なポイントです。

まつげパーマで受けるダメージと対策

まつげのダメージ大解剖!!

まつげパーマのダメージは、カールをつけるための薬剤(パーマ液)によるダメージが主となります。そのため、まつげパーマのダメージを最小限にするには、この薬剤によってかかるダメージを最小限にしなくてはいけません。

どのような薬剤を使用するか、そしてカールを癖つけるための薬剤の放置時間によってダメージが変わってきます。サロンで使用されている薬剤は、まつげ専用に開発されたものでまつげのケア効果も含まれたものですが、薬剤の放置時間の加減と調整は非常に繊細で難しい部分なので、きちんと技術と知識のあるアイリストに施術をしてもらうことがダメージを最小限にするためには重要です。

マスカラやビューラーも要注意!!

まつげエクステやまつげパーマよりも身近な存在のマスカラやビューラーですが、マスカラやビューラーも正しく使用しないとダメージの元になります。

なんとなくまつげエクステやまつげパーマのほうがまつげに良くない(ダメージが大きい)というイメージかもしれませんが、実はマスカラやビューラーは結構まつげに負担をかけています。マスカラ自体がまつげに負担である、ということに加えてマスカラを落とす時にまつげに負担がかかります。お湯で落ちるタイプのマスカラであれば負担は小さいですが、ウォータープルーフなど、落ちにくいタイプのマスカラで、クレンジングもしっかりしないと落ちない場合、クレンジングの際にまつげを引っ張ったりするような負担がかかることでダメージを与えていることが多いです。

ビューラーは特に使い方を間違えると大きなダメージを与えるので注意が必要です。

なんとなく力を入れてまつげを挟むほうがカールがしっかりとついて長時間キープ出来そうに思ってしまいますが、力の入れすぎはダメージの元。しかもまつげは毛根が浅いので、まつげが抜ける原因になってしまうこともあるのです。

ビューラーは軽く挟んで力を入れないようにすること、そして引っ張らないよう意識することが大切です。

大切なのは「正しい加減」

まつげエクステやパーマ、マスカラやビューラーなど、どれにしてもまつげに多少のダメージがあるのは仕方のないことです。

最近のまつげエクステやパーマ、マスカラなどはケア効果やまつげへの負担も考えられた商品が多いので、ダメージを必要以上に恐れる必要はありません。

深刻なダメージにつながるのは、やりすぎてしまったとき。

ダメージを最低限にとどめるためには、正しい加減を知ることがとても大切です。過剰な負担をかけないように正しい方法で正しい加減を守ること、そして受けたダメージに対してまつげ美容液などで日々ケアをすることで、健やかなまつげを保つことが出来ます。

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