2019.01.23
Pick Upまつげ美容液でトラブル!?対処法は?
まつげ美容液でトラブルが?
健やかなまつげを育てたりまつげの長さやボリュームをUPさせるのを目的に、まつげ美容液を使用している方は近年とても増えてきました。
アイメイクやまつげエクステによるダメージケアとしても毎日のケアのひとつとして多くの方に取り入れられているまつげ美容液ですが、そのまつげ美容液を使って何らかのトラブルが起きてしまったという話は、実は珍しくありません。
実際に話を聞いたりネットでそのような情報を目にした方も多いのではないでしょうか。
では、具体的にはどのようなトラブルが起こっていて、それが起きた時どのような対処法を取ればいいのでしょう。
トラブルの原因は「副作用」?
まつげ美容液を使って起きるトラブルの多くがその副作用であると言われています。ですが、そもそも「まつげ美容液」には副作用はほとんどないはずです。
どういうことかと言うと、国内で製造販売されているドラッグストアなどで買うことが出来るような一般的なまつげ美容液は「化粧品として売られている物」だからです。
化粧品とはどんなもの(と定義されている)かをお話しすることが、「まつげ美容液には副作用はない」という話に通じるのですが、よく耳にする「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のこの3種類にどのような違いがあるかを簡単にまとめてみましょう。
医薬品は治療目的の薬で厚生労働省からその薬に配合されている有効成分の効果が認められている物のことです。医薬部外品にも厚生労働省が認めた有効成分が一定の濃度で配合されていますが、医薬品とは異なりその目的は治療ではなく防止や衛生が目的です。化粧品は身体を清潔にしたり見た目を美しくする目的なので、その作用は医薬部外薬品に比べると緩やかです。
つまり、医薬品>医薬部外品>化粧品の順で効果が緩やかになり、またその副作用も同様で、化粧品であるまつげ美容液はそれほど強い副作用は出ないはずなのです。
もちろん通常の化粧品でも肌に合う合わないがあるように、痒みやかぶれが出る事はあり得ますが、元々の肌がとても弱い方でなければそこまで重い副作用になることはほとんどありません。
色素沈着などの副作用が現れるのは…?
目の下が黒ずんだりする「色素沈着」などの副作用があるのは、まつげ美容液ではなくまつげ育毛剤です。有名なのは、まつげ貧毛症の薬として出されているグラッシュビスタなどですが、これは医師の診察と処方がなければ購入することが出来ません。
しかし、このように育毛剤として販売されているものでなくても同じような育毛成分を含んだ商品が「まつげ美容液」としてネットなどで販売されていて、簡単に購入することが出来ます。
よく言われる「まつげ美容液の副作用」とは、実はこの「まつげ育毛剤の副作用」であることがほとんどです。
まつげ美容液やまつげ育毛剤を安全に使うために
これらを安全に、そして効果的に使うために大切なのは「使用量、使用方法を守ること」です。特に育毛成分を含んだ商品に関しては、効果が強い分副作用も大きいと考えて間違いありませんので、きちんと1回の使用量や使用方法を守ることが余計な副作用を起こさないためには重要です。
たくさんつければその分効果がUPする、というわけではありません。
適切な量を適切な方法で使用することが、安全の為にも効果を出すためにも良いので、そのポイントをきちんと理解しておきましょう。
また、元々肌が弱く化粧品でかぶれることがあるような方はパッチテストをしてから目元に使用するようにしたり、最初は使用量も推奨されている量よりも少なめに初めて様子を見ながら徐々に適量まで増やしていく方法もおススメです。
もし副作用の症状が出たら
まつげの育毛剤やまつげ美容液を使って何らかの副作用と思われる症状が出た場合、どのように対処したらいいのでしょうか。
症状別にまとめてみました。
【充血】
日頃から目を使うお仕事をされている方は目が疲れているので、充血しやすくなっている可能性があります。多少の充血や少し様子を見て自然に治癒する場合には問題ありませんが、もし症状が悪化したり長引くような場合には医師へ相談しましょう。
【色素沈着】
まつげの育毛剤によって下まぶたや目の周りが黒ずんでしまう色素沈着の副作用が出る方も多いようです。痛みなどはない副作用ですが、目の周りが黒ずむことで目元の印象が暗くなったり疲れた印象を与えてしまうので、避けたい副作用です。
色素沈着はその原因となるまつげ育毛剤を使用しなくなれば自然に改善されていきますが、まつげ育毛剤の使用をやめてしまえば当然まつげは伸びなくなってしまいます。
使用量を減らす事で色素沈着を抑えられる可能性もあるので、完全に使用をやめてしまうことに抵抗がある方は使用量を少なくしてみましょう。
【目のかゆみ、目やに】
夜にまつげの育毛剤(美容液)をつけて寝たら、翌朝目やにがひどい状態で目が開けられない状態だった場合は、きれいに目を洗って下さい。
この症状は初日に出やすく徐々になくなくことが多いようですが、めやにが多く出るということは適量よりも多くつけてしまっている可能性があります。
まつげの育毛剤は「ちょっと少ないかな?」というくらいでも十分効果が出るものですから、使用量を控えめにすることで症状が改善されるケースが多いようです。
症状が改善されない、悪化するような場合には医師に相談しましょう。
無用なトラブルを避けるために
成分による作用でまつげを伸ばすのはまつげの育毛剤。栄養分を与えてまつげを健やかに育てるのがまつげ美容液。
本来、まつげ美容液はさほど副作用のリスクがないものですが、育毛剤の成分が入っているのに「まつげ美容液」として販売されている商品が多く、医師の診断や処方がなくても簡単に買える状況にあるのが副作用トラブルの原因になっているようです。
それぞれの商品の特徴やデメリットなどをきちんと理解して使用することが無用なトラブルを避けるためには大切です。
育毛剤を使用してまつげを伸ばしたいのであればネットで購入するよりも、少し面倒でも医師の診察を受けて購入するほうが、万が一何らかの副作用が出た場合にも安心ですよ。
次世代の先を行く!?LEAcurl(レアカール)と他のパーマとの違いは??【まつげパーマ】
①LEAcurl(レアカール)と他の次世代まつげパーマとの違いは?? ②パリジ[・・・]
2021.11.16
【アイリストになりたい人向け】まつエクのスペシャリスト。アイリストになるには。。。
こんにちは眼科監修マツエク専門店アイラッシュリゾートカハラです。 公式PR[・・・]
2020.02.09