2018.09.19
注意点アイリストのマツエク事情とは!?
アイリストのまつげは誰がつけているの?
まつげエクステの施術者であるアイリスト。言ってみればまつげエクステの専門家であるアイリストのまつげエクステはいったい誰がつけているのか、気になったことはありませんか?
お肌の汚いノーメイクのビューティアドバイザーや髪の毛がボサボサの美容師がいないように、お客様にまつげエクステの魅力を伝えるアイリストのまつげはいつもキレイに整っているように思います。そんなお客様に施術をするアイリストのまつげは誰がつけているのでしょうか。
セルフマツエクをしているの?
最近では自分でまつげエクステに必要な材料をネットなどで気軽に買えるので、セルフでまつげエクステをされる方も増えてきました。
セルフでまつげエクステをするのであればサロンへ行く時間が必要ありませんし、自分のタイミングで付け足しやリペアも可能です。かかる費用も材料費だけなので、サロンで施術を受けるよりも安く済むのもメリットの1つです。
と、ここまで聞くと良い事づくしのセルフまつげエクステ。
お客様にまつげエクステを施術するアイリストは、まつげやまつげエクステや目元に関する知識や技術を持ったスペシャリストですから、知識と技術を十分に持ったアイリストであればセルフまつげエクステもお手の物、自分のまつげエクステは自分でしているのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、答えはNO。
ほとんどのアイリストは自分でまつげエクステをつけたりオフしたりはしていません。
なぜ、セルフマツエクを利用しないのか
リーズナブルで自分のタイミングで出来るセルフまつげエクステはメリットいっぱいの魅力的な方法に感じる方も多いと思いますが、アイリストがセルフまつげエクステをしないのは、まつげエクステに関する知識があるがゆえに、自分自身でまつげエクステをつけることのリスクを十分に理解しているからです。
セルフまつげエクステはメリット以上にリスクが多い
セルフまつげエクステ用のキットには「初心者でも大丈夫」などと、簡単にセルフまつげエクステが出来るような表現がされていることもありますが、本当にまつげエクステが初心者でも簡単に扱えるかどうかというと、とても難しいと言わざるを得ません。
まつげエクステ以外でも例えばネイル、ヘアカットやパーマ等で考えてみてほしいのですが、自分でプロのように上手に仕上げるのはとても難しいのです。
ネイルも利き手であれば上手にアートを施せても逆の手ではなかなか同じように仕上げるのは難しいですし、カットやカラーやパーマなども自分ではプロのような仕上がりにはなりません。前髪のセルフカットでさえ失敗した経験のある方も多いのではないでしょうか。それがまつげというとても細かいパーツで、目元に行う作業だとすればなおさら自分で上手に安全に行うことが難しいことをご理解いただけると思います。
自分では難しいからプロがいるのです。専門的な知識と技術が必要だから、プロがいるのです。
そしてセルフでまつげエクステをつけるのは、仕上がりの完成度以外にも大きなリスクがあります。
セルフまつげエクステは目のトラブルの元に
自分の目にまつげエクステをつけようと思うと片目を閉じて片目で見ながらの施術となります。これが非常に見えにくいうえに距離感もつかみにくいのです。距離感がつかめないと思ったように作業が出来ません。グルーは基本的に皮膚から1~2mm離した位置につけますが、片目でグルーをつけようとするとうまく付けたい位置につかなかったり、悪くすると目に入ってしまう危険もあります。
まつげエクステも片目では上手につけられません。本来つけるべきではない産毛状のまつげにグルーが付着し、まつげエクステをつける際に巻き込んでしまうことでまつげを傷める可能性があります。
また、つける際のみならずまつげエクステをオフする際にもリスクがあります。
まつげエクステのリムーバーは、まつげエクステをつけているグルーを溶かすほど強い薬ですから、万が一目に入ったら非常に危険です。
こうしたことが原因でまつげの抜け毛や皮膚や目の炎症など、目元のトラブルにつながるケースも多いので、そうしたリスクをきちんと理解しているアイリストはセルフでまつげエクステはしないのです。
アイリストのキレイな目元をつくっているのは
つまり、アイリストは技術も知識もあるけれど、いやむしろ、技術も知識もあるからこそ自分自身ではまつげエクステを施術せず、他のアイリストに任せています。
もし、まつげエクステに興味はあるけれどサロンに行くのは費用がかかるので、セルフでやってみようかな、と考えている方は是非考え直していただきたいのです。
プロであるアイリストもセルフではまつげエクステはせずに、他のアイリストの施術を受けています。
それがまつげエクステをする上で、最も安全で美しい目元を保つことが出来る方法であるということです。