2020.07.09
まつげパーマセルフまつげパーマのメリット&デメリット
こんにちは眼科監修マツエク専門店アイラッシュリゾートカハラです。
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まつげパーマがセルフで出来る!?
まつげ専用の薬剤でカールを癖づけることで、ビューラーなしでもキレイなカールをキープすることが出来るのが人気のまつげパーマ。
このまつげパーマが自分で出来るのをご存知でしょうか。ネット通販などで「まつげパーマキット」なる商品が販売されていて、これを使うと今までサロンでしか出来なかったまつげパーマが自宅で出来てしまうというのです。
もし自分で簡単にまつげパーマが出来るのであれば、是非とも試してみたいという方も多いのではないでしょうか。
このセルフまつげパーマとはどんなものなのか、そしてそのメリットとデメリットについて調べてみました。
そもそも、まつげパーマって…?
まずサロンで行っている「まつげパーマ」とはどのようなものか、について簡単にお話ししましょう。
まつげパーマは一言で言ってしまえば「薬剤を用いてまつげにカールをつける技法」のことです。このカールをつける方法は大きく分けると2つあり、まつげパーマ用のロットにまつげ1本1本を貼りつけるようにあててカールをつけるロットタイプと、ビューラーのような形状の器具を使ってまつげを挟むことでカールをつけるタイプです。
サロンによって施術工程の細かい部分は違いますが、ロットタイプの施術の大まかな流れは
①自まつげの長さや状態を見て希望のカールにするためのロットを選ぶ
②まつげ1本1本をロットに貼りつけるようにあてていく
③まつげ専用のパーマ液をまつげにつけ、一定時間おく
④パーマ液を落としてアフターケアを行う
という流れで行います。
つまり、セルフでまつげパーマをするということは、この工程を全て自分でするということです。
セルフまつげパーマキットの中身とは
ネットで購入出来るまつげパーマのキットの中身は、まつげパーマが出来る道具が全て入っているものもありますが、パーマ液は別売りであることも多いので注意が必要です。
キットの値段は3000円~5000円くらいの物が多いようです。キットの内容については(もちろん販売しているサイトにキットの内容は詳しく書かれているものの)、正直なところ、なんの専門知識もない素人がセットの内容を見てもあまり良く分からないかもしれません。どれで何をするかについては説明を読めば分かりますが、それが良いものなのかどうなのかとういう品質についてまでは、なかなか判断しづらいように思います。ネット通販を見ていても様々な種類のキットが販売されているので、それぞれの特徴・価格・内容を比較しても、どのキットを選ぶべきか迷ってしまう方も多いかもしれません。
セルフまつげパーマのメリット
まず、「キレイなカールをキープ出来る」「メイクの時短になる」といったような、まつげパーマをすることで得られるメリットを低コストで手に入れられるという事が最大のメリットではないでしょうか。
まつげパーマキットのだいたいの価格は3000円から5000円ほどなのに対して、まつげパーマを1回サロンでしてもらうと、安くても3000円、場合によっては10000円近い価格の場合もありますから、だいたいサロンの1回分の値段以下でキットが買えるのであればコスト面ではかなりお得だと思う方も多いと思います。
コスト面以外でのメリットは自宅で好きな時に出来るということも大きなメリットでしょう。サロンへ行く時間や、予約をするという手間も省くことが出来ます。
どんなカールにしたいかというのを上手に他人に伝えられないという方も、慣れてくれば自分で加減しながら好みのカールをつけることが出来ますし、自宅でまつげパーマが出来るのであれば、誰の目も気にせずにスッピン部屋着で出来るのも嬉しいメリットの1つです。
セルフまつげパーマのデメリット
セルフまつげパーマの最も大きなデメリットは、失敗する可能性が高いということです。
場合によってはパーマが失敗するだけでなくパーマ液が目に入って危険です。
ちょっと想像してみてほしいのですが、自分のまつげをきれいにロットにあててカールをつける作業は簡単ではありません。いえ、むしろなかなか難しいはずです。
そもそもロットも様々な種類があるので、自分のまつげの長さやコンディションを踏まえたうえで、好みのカールをつけるために適したロット選ぶことも、カールをつけるための工程ひとつひとつにも専門的な知識と職人技のような技術力が求められるものです。
ロットとまつげのサイズが合っていなかったり、きれいにロットにつけられないと、まつげが折れてしまうこともありますし、思っていたような仕上がりにならないことも多いようです。さらに、難しいのはロットにつける作業だけではなく、パーマ液をつけた後の放置時間の調整も知識や経験値が必要な部分です。放置時間が長すぎると痛みすぎてしまいますし、時間が短いとカールがきちんとつきません。知識を持ったアイリストであれば、まつげの状態などを見ながら放置時間を調整するのですが、セルフまつげパーマは自分で調整しなくてはいけないので、どうしても失敗する可能性が高くなってしまうのです。
また、知識や技術がないと思い通りのデザインにもなりづらく、たとえ失敗してもやり直しがききません。セルフでまつげパーマをする場合には、こうしたデメリットやリスクをふまえた上で行う必要があります。
セルフまつ毛パーマのパーマ液は非常に危険です。
ネットで購入できるものがすべて安心というわけではありません。
まつげパーマをセルフでも失敗しないためのポイント
セルフまつげパーマで失敗しないためには、詳しい専門知識とまではいかなくても、ある程度の知識を得ることが必要です。そうしたまつげパーマを失敗しないためのポイントをいくつかご紹介します。
(1)安全に行えるためのポイントを知る
パーマ液が皮膚につくと痒みやかぶれ、炎症の原因になります。特に肌コンディションの影響を大きく受けるため、自分の肌のコンディションが悪い時にはまつげパーマをしないようにしましょう。自分の肌のコンディションの良し悪しを知ることも安全にまつげパーマを行うための大切なポイントです。特に生理中や花粉症の方であれば花粉シーズン、ストレスを感じていると肌にも影響が出るので注意が必要です。
(2)前準備をしっかり行う
まつげやまぶたに化粧や脂が残っているとパーマ液がきちんと浸透せずに、パーマがかかりにくくなりますので、事前にクレンジングや洗顔をしっかりしておきましょう。また、まつげパーマを成功させるためには、ロット選びがポイントになります。自分のまつげに適したロットを選ぶためにはまつげの長さをしっかり測っておく必要があります。
まつげの長さを測る時には、洗顔後の状態で軽くまつげを整えてから、まつげの最も長い部分を測ってください。
(3)施術はとにかく丁寧に
安全にまつげパーマを行うためには、施術中にまぶたをしっかり固定して動かないようにしておく必要があるので、片目ずつ行うのがおすすめです。
そして施術は1本1本まつげの向きを確認しながら丁寧に行います。この作業を雑にしてしまうと仕上がりのカールがキレイにならないので、慎重丁寧に行いましょう。
簡単にセルフまつげパーマをする際のポイントをご紹介しましたがいかがでしょうか。
ただ、もちろん失敗するリスクもあるので、基本的にはサロンでの施術を受けたほうが安心ではあります。セルフまつげパーマはキットが手に入りやすくなったことで気軽に試せるようになりましたが、こうしたメリットやデメリットを考慮した上で上手に取り入れてみて下さい。
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