2018.08.29
夏の終わりのまつげケア
まつげにも夏のダメージが!?
夏の間にたっぷり浴びた紫外線。
極力気をつけているつもりでも、完全にダメージなしとはいきませんよね。
秋の始まる頃には、夏の間に受けたダメージを感じる方も多いかもしれません。
肌は日焼けや乾燥などがあれば、その変化は分かりやすく、そのため、予防からダメージを受けた後のケアまで意識的にされている方はとても多いです。しかし、髪の毛もパサつきなどの紫外線によるダメージを感じる方もいるように、まつげもまた紫外線などによるダメージをしっかりと受けているのに、夏の終わりにまつげのケアを意識的にされる方は多くありません。
まつげは髪の毛やお肌と比べて変化が分かり難いので放っておきがちですが、基本的には髪の毛と同じ「毛」なので、同じようなダメージを受けていると考えて下さい。
夏のダメージがまつげに与える影響
紫外線によって毛を覆っているキューティクルが剥がれることで、乾燥しダメージを受けやすくなり、ビューラーを使用する時にまつげが切れてしまったり、ちょっとした刺激で抜けやすくなってしまうなどの様々な影響が考えられます。
まつげエクステをする際にも、自まつげが傷んでしまっていると、まつげエクステをつけられる毛が少なくなってしまいますし、つけても自まつげの状態が良くなければ早く取れてしまう可能性があります。
「まつげダニ」にも要注意
顔に棲んでいる顔ダニの一種でまつげの毛根に棲みつくダニ、通称「まつげダニ」。このダニの餌は目元の汚れです。まつげダニが増えすぎるとアレルギー反応を引き起こしたり目元のトラブルの原因になりますし、まつげも抜けやすくなるなどの影響を受けます。
汗や皮脂によって、他の季節よりもまつげダニの餌になる「汚れ」が多くなる夏は、まつげダニの増殖にも要注意の季節なのです。
夏の終わりにするべきまつげケアとは
夏の間に蓄積したダメージケアを行うことは、健やかなまつげと美しい目元を保つことにつながります。とは言え、まつげは髪の毛と同様に一度ダメージを受けてしまうとそのまつげを元の状態に戻すことは出来ません。(ですから、ダメージを与えないための予防や日々のケアがとても大切になります。)
ですから、夏の終わりのケアとしておススメするのは、次に新しく生えてくるまつげの為のケアとも言えます。
(1)まずはまつげが生える土壌を整える。
新しいまつげのためには、まつげが生える土壌である目元を清潔にしておくことが大前提です。目元の汚れは、眼病などの目のトラブル以外にもまつげダニやまつげの抜け毛の原因にもなります。「毎日顔を洗っているのだから、目元が汚れているわけがない」と思われる方も多いと思いますが、目元は特に皮脂だけでなくメイク汚れも加わりますから汚れが残りやすい場所なのです。
ですから夏の終わりにはアイシャンプーがおススメ。
アイシャンプーとは目元専用の洗浄液のことで、洗浄力はもちろん、目に沁みないように開発されているのでストレスなくしっかり洗う事が出来ます。
まつげが生えてくる場所が清潔に保たれていると健康なまつげも生えやすく、また、その後に使用するまつげ美容液も効果を発揮しやすくなります。
アイシャンプーはインターネットで購入が出来ますし、まつげエクステサロンでも取り扱いがある店舗がありますので、まつげエクステを付けている方はリペアの際に試してみるのもおススメです。
(2)まつげ美容液で栄養を
まつげが生える土壌を整えたら、次にすべきことは栄養を入れてあげること。
「まつげ美容液」を使うことで、健やかなまつげが生えてくる手助けをすることが出来ます。今までまつげ美容液であまり効果を感じたことがなかった方も、アイシャンプーを経験されたらまつげ美容液を再トライしてみることをおすすめします。
ここで言う「まつげ美容液」とは、まつげにハリやコシを与えるタイプの物のことで、今生えているまつげには保湿効果、新しく生えてくるまつげには栄養を与えることが出来ます。
コーティングタイプのまつげ美容液は、日中のダメージを予防してくれる効果が強いので朝に使用するなど、栄養を与えるタイプのものと使い分けると更に効果的です。
もっとも、まつげも身体の一部ですから基本にあるのはバランスのとれた食事と十分な睡眠などの日々の生活です。ですので、目元を清潔に洗い整えるだけでも、きちんとした食事と睡眠があれば、健やかで元気なまつげが生えてくるはずなので、まつげ美容液に関してはプラスアルファで考えても良いかもしれません。
夏のダメージは早めにリセット
夏が終わると秋が来て、あっという間に冬がやってきます。
冬は一転、空気が乾燥するためまつげにもその影響があるので、夏のダメージを引きずっていると悪循環になりかねません。
ですから、夏のダメージは早めにケアしてリセットしておくことが健やかなまつげを保つためにはとても大切です。
夏の終わりのケアに、是非まつげケアも加えてみて下さいね。