2018.04.25
ケア目元の印象アップ!クマ対策
印象まで左右する「クマ」!?
目元のクマに悩んでいる方はとても多いです。
ですから、多くの方が実感している部分でもあると思うのですが、このクマがあるかないかで目元の印象どころかその人の印象まで変わってきます。
後ほど詳しくご紹介しますが、クマにはその原因によって種類があります。しかし、そのどれもが目元を暗く見せてしまうという部分では一致しています。
目の下がクマによって、あるいはクスミによって暗くなってしまうと、実際の体調や睡眠状況にかかわりなく、疲れているように見えます。要するに「不健康そう」な印象を他人に与えるということです。これは決して好印象ではありません。
また、クマがあると実際の年齢よりも老けて見られてしまうことも多く、女性にとってはそうした意味でも悩ましいところです。
若々しい目元に必須なのは「明るくハリのある目元」ですから、目元の印象UPを狙うならクマの解消が大切です。
悩ましいクマ。その種類とは
そもそもなぜ目の下にクマが出来てしまうのでしょうか。
既にご存知の方も多いとは思いますが、クマは「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」の3種類があり、それぞれクマが出来る原因が違います。まずはご自身のクマがどのタイプのクマであるかと知ることが、クマ解消のためのファーストステップと言っても過言ではないでしょう。
1)青クマ
青クマ発生の主な原因は血行不良です。
目の周りにはたくさんの毛細血管が通っています。目の周りの皮膚はとても薄いので、血流が何らかの原因で滞ることで毛細血管が皮膚から透けて見え、その部分が青っぽく見えるのです。
血流が滞る原因は様々あって、睡眠不足はもちろん、生活習慣やストレス、PCやスマホ
使用による目の疲れなども挙げられています。
2)黒クマ
黒クマは何らかの原因で目の下に影ができ、黒く見えるタイプのクマです。
これは、生まれつきもしくは加齢によって目の周りの脂肪が少い、あるいはたるみなどによって目の下の皮膚がくぼみ影が生じるタイプのものです。
3)茶クマ
茶クマは色素沈着が原因のクマです。
色素沈着した状態とは簡単に言ってしまえばシミのようなものです。肌には何らかの刺激を感じるとメラニン色素を作って肌を守ろうとする機能があるため、紫外線でダメージを受けたり目をこするなどの刺激を肌が受けた際に、この作用が働き色素沈着をおこすのです。
ですから、クマと言えば「目の下」にあるものというイメージですが、茶クマはまぶたに生じることもあります。
クマの種類別対策
4)青クマの対策
青クマは血行不良が原因ですから、血行を改善することがクマ解消につながります。
血行を改善するためには、マッサージやホットタオルなどで行うホットパックが有効です。
この時に気をつけなければいけないのは「やりすぎない」こと。
マッサージは「ソフトタッチ」を意識して行います。強いマッサージはたるみやしわの原因になるだけでなく、色素沈着の恐れもあり、逆効果になりかねません。
クリームなど、何らかのクッションとなる物をマッサージ個所にのせて優しくマッサージしましょう。
また、目元のホットパックも熱すぎると火傷の恐れがありますから注意してください。
目元に青クマが出来てしまった時の対策としては、このようにマッサージや温めることで血流を改善させることが出来ますが、全身の血流を良くしておくことはクマの予防だけでなく冷え性の解消になるなど身体にとって良いので、日ごろからお風呂で湯船につかるようにする、運動する習慣をつけることもおススメです。
5)黒クマ
黒クマはたるみやシワや脂肪の付き方による「影」で黒く見えるものですので、メイクなどでは隠しにくく、かつ消えにくいものです。
凹凸をなくし影が消すことが黒クマを解消するためには必要ですが、なかなか消えないのが黒クマの厄介なところです。
メイクでカモフラージュするのではなく、根本から解消したいと思うのであれば、皮膚の凹んだ部分にヒアルロン酸を注入する事で凹みをなくすことも可能です。
目の下のたるみに脂肪があることで黒クマが生じているケースでは、その脂肪を取る美容手術を受ける事で解消します。
6)茶クマ
茶クマは色素沈着が原因で、この色素沈着はシミと同じであると先ほど述べました。
つまり、美白効果のある化粧品でケアをすることで改善が期待出来ます。
目元のメイクを落とす際に不要に力を入れている、あるいはメイクがキレイに落ち切っていないなどが原因になっている事もあるので、まずは現在のクレンジング、あるいはクレンジング方法の見直しをし、シミと同様に「予防」を重視することが大切です。
クマ解消で印象UPするためには
青・茶・黒クマそれぞれの原因と対処法について様々述べてきましたが、そもそもクマが出来ないようにするための予防が最も大切です。
メイクである程度のクマのカバーは出来ても完璧に消すことは難しく、やはり目元にクマが出ている顔はお疲れ顔に見えますから、印象は良くありません。
アイメイクやまつげエクステなどで目元をぱっと華やかに見せていても、濃いクマが目元にあると、そちらに印象を持っていかれてしまうほどクマはインパクトが強いものだからです。
クマが生じないためには、十分な睡眠とバランスの良い食生活という非常に基本的なことが大切になってきます。
具体的には特別なことはなく、きちんと食事をとること、そしてお化粧はその日のうちにきちんと落とし、ケアをして十分に眠ること。
目元のビューティを考える上では要とも言えるクマが解消されると、それだけで健康的で明るい印象に変わります。
目元ケア専門のサロンなどもありますので、なかなかご自分でケアが難しい場合には利用してみるのも良いかもしれません。