2018.04.06
豆知識乾燥とまつげエクステ
乾燥はトラブルの元?!
冬はお肌の乾燥が気になる季節です。乾燥による小じわなどを予防するために保湿を心掛けている方も多いと思います。
しかし、じつは乾燥は乾燥小じわだけの問題ではなく、肌が乾燥していることで肌トラブルが起きやすい状態であることも問題なのです。
乾燥によって肌トラブルが起きやすい状態であると、まつげエクステでも何らかのトラブルが起きる可能性があるため、施術を行う際には注意が必要です。
なぜ乾燥が肌トラブルの元になるのか
皮膚が乾燥しているということは、肌のバリア機能が低下している状態です。つまりこのバリア機能の低下によって肌トラブルが起きやすくなる、という事です。
そもそも皮膚のバリア機能とはどのようなものなのでしょうか。
皮膚のバリア機能とは一言で言うと「肌が健やかな状態を保つための機能」です。紫外線や外部からの刺激、雑菌やほこり、乾燥などから守ってくれる働きのことで、その働きはおもに肌がうるおっている状態で十分に発揮されます。つまり、肌が乾燥した状態ではバリア機能の働きが低下してしまうということです。そのため、乾燥が肌トラブルの元となるということです。
バリア機能が低下する原因
バリア機能が低下する原因は様々あります。スキンケアによる刺激もその原因のひとつとしてあげられ、洗顔やクレンジングの際に顔をゴシゴシと必要以上の強さで擦ってしまう事もバリア機能の低下を招きます。顔の表面にある角質層にある角質細胞は死んだ細胞で外からの刺激から守る働きがあるのですが、過剰な洗顔や力を加えることで汚れだけではなく必要な角質細胞までも削ってしまい、バリア機能を低下させてしまっている可能性もあるのです。また、外気の乾燥によって肌のうるおいが損なわれたり、乾燥した肌が痒くて擦ってしまったりする物理的な刺激もバリア機能を低下させてしまいます。
そうした外部からの原因に加えてストレスなどの内的要因によって免疫力が低下することで肌のバリア機能の低下につながるケースもあります。
生理前もバリア機能が低下する
女性は生理前にもバリア機能が低下し、そのため敏感肌になると言われています。女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモン。黄体ホルモンは妊娠を継続させるためには重要なホルモンなのですが、排卵後はこの黄体ホルモンの影響で肌のバリア機能を守る「抗菌ペプチド」が減少してしまうことに加え、コラーゲンの生成を促す卵胞ホルモンが減少することでどうしても肌が乾燥しがちになってしまいます。この2つのホルモンの影響を受けて生理前にバリア機能が低下し、敏感肌になってしまうのです。
肌のバリア機能が低下すると…
紫外線や汚れなどの外部刺激から肌を守るバリア機能が低下すると、皮膚の表面の乾燥がすすんでしまいます。乾燥肌になるとさらにバリア機能が低下し、外部からの刺激を防ぐことができないため今までは何ともなかった刺激に対しても何らかの反応が起こる、いわゆる敏感肌の状態になりかねません。
それに加えて、しわやくすみなどの加齢によって生じる症状を加速させてしまうことも。
このように、肌のバリア機能が低下すると肌が敏感になるだけではなくエイジングの観点としても望ましくない状態になってしまうのです。
肌の乾燥とまつげエクステ
乾燥によってバリア機能が低下している状態でのまつげエクステの施術には注意が必要です。乾燥肌の方にまつげエクステがNGということではなく、通常の状態と比べてバリア機能が落ちている状態はいつもとは肌状態が異なりデリケートな状態であると考えたほうが良いでしょう。そのような状態でまつげエクステを施術することが、場合によっては何らかのトラブルにつながる可能性があるということです。
バリア機能が適切に働いている状態では全く問題がなくても、バリア機能が落ちた肌状態の場合には他と比べても皮膚が薄くデリケートな目元はトラブルが起きてしまう可能性があるのです。
特に先ほど述べたように女性はホルモンによって体調やお肌状態も左右されるので、生理前や生理中に敏感肌になっている可能性もあるため、施術を受けるタイミングとしては生理後などにしておくと安心です。
今まで生理中でも特に問題がなかった、という方でもその時の体調やストレス、そして年齢による体質の変化などにも左右されます。
お肌が敏感な状態か否かは、日々のお手入れをしていると多少は分かってくるもの。そうしたコンディションの時には無理して施術を受けず、体調が整ってからにすることをおすすめ致します。
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