2017.04.19
ケアまつげエクステを長持ちさせるには
まつげエクステは、時間が経つにつれ様々な原因で徐々に抜けたり取れたりしていきます。サロンでまつげエクステを装着した直後が最もキレイな状態であり、そこから徐々にまつげエクステが少なくなっていきます。出来るだけキレイな状態を長い期間保ちたいものですが、それにはいくつかのポイントがあります。
まつげエクステが長持ちする、とは?
まつげエクステは自身のまつげに専用の接着剤(グルー)で接着するものですので、自まつげが抜けてしまえば一緒に取れてしまいます。
自まつげが抜けていく原因としては、そのまつげの毛周期に合わせて抜けるべき時期に抜けるパターンと、何らかのストレスや負荷がかかり抜けるパターンなどがあります。
毛周期とは毛の生え変わりのサイクルの事で、髪の毛や体毛やまつ毛などそのパーツごとに毛周期は異なります。まつげの毛周期は早い人で30日ほど、遅い人で100日ほどと個人差がありますが、この毛周期で自まつげが抜けていくことは避けられないことで、この生え変わりのサイクルによって自まつげと一緒にまつげエクステが取れるのはまつげエクステが最も長持ちした状態と言えます。つまり、まつげエクステを長持ちさせるということは、まつげの毛周期に合わせて一緒に抜けるまできちんと装着した状態が持続させる、ということです。
まつげエクステが取れてしまう原因
まず先ほどあげた“毛周期による自然な抜け落ち”によって、自まつげと一緒にまつげエクステも取れていくパターン。
他には、施術者であるアイリストの技術不足によってまつげエクステが取れてしまう場合や、施術後の生活やお手入れ不足などが原因で毛周期で抜けるよりも先にまつげエクステだけ外れてしまったり、自まつげが抜けてしまうこともあります。
まつげエクステを長持ちさせるためのポイント【施術前】
“まつげエクステを長持ちさせるためのポイント“と聞くと、施術後のお手入れなどが重要というイメージがありますが、実は施術を受ける前にもまつげエクステを長持ちさせるためのポイントがあります。
それは、まつげエクステの施術を受ける前には必ずアイラインやマスカラなどのアイメイクはきちんとオフしておくということです。メイクに含まれる油分やまつげに汚れが残ってしまっているとまつげエクステが取れやすくなってしまいますので、必ずメイクはオフしてから来店するようにしましょう(サロン内でクレンジングが出来るサロンもあります)。
まつげエクステを長持ちさせるためのポイント【カウンセリング】
まつげエクステを長持ちさせたいのであれば、カウンセリングをきちんとするサロンを選ぶことをお勧めします。
施術を行うアイリストの技術力によってもまつげエクステの持ちは左右されますが、それと同様に“自まつげに合ったまつげエクステを選んでいるか”ということも非常に重要なポイントであり、そうした自まつげの状態などを見た上でまつげの太さや長さ、デザイン等を決めていくようなカウンセリングベースのサロンで施術を受けることで結果的にまつげエクステが長持ちするはずです。
自まつげに対して太すぎたり長すぎたりするまつげエクステを装着することは、自まつげに過度な負担をかけ、エクステが取れやすくなるだけではなく自まつげを痛める原因になる可能性もあるため注意が必要です。
なお、まつげエクステの種類としては軽いタイプのほうが自まつげにかかる負担も少ないため長持ちする傾向があります。素材としてはセーブルが最も軽く持ちが良く取れにくい素材です。
まつげエクステを長持ちさせるためのポイント【施術】
グルーの種類もまつげエクステの持ちに大きく関係します。グルーは、自まつげとまつげエクステを接着するものですので、その接着力の強さなどによって取れやすさが変わってきます。そう聞くと、接着力が強いもののほうが良いような印象を受けると思いますが、接着力が強いものは刺激が強い場合も多く、グルーが乾く過程で発生する揮発成分でアレルギー反応が出るようなケースもあるため、体質などによって適したグルーを使用する必要があります。
また、グルーの種類だけではなく接着方法などの技術力も持ちに大きく関わる部分です。1本1本に丁寧につけていくのは基本ですが、グルーの接着面が広いほうがよりしっかりとまつげエクステが固定されるため取れにくくなります。
この接着方法のテクニックを身につけているような技術力の高いアイリストに施術をしてもらうと良いでしょう。
また、グルーに関していえば施術を行っている場所(部屋)の湿度や温度などによっても影響を受けるため、適温と適度な湿度を保っているサロンで施術を受けることが望ましいと言えます。
まつげエクステを長持ちさせるためのポイント【施術後】
施術後数時間はグルーが完全には乾いていない状態なので、まつげエクステのついた目元の扱いには特に注意が必要です。
グルーが乾いてまつげエクステが固定されるまでの時間(施術後6時間程度、少なくとも4時間ほど)はメイクや洗顔などの目元を触るような事は避けたほうが持ちは良くなります。また施術当日以降も、目元は出来るだけ擦らないように気を付ける、まつげエクステNGと言われているオイルクレンジングは使用しない(一部使用可なものもあり)、お風呂の後は濡れたままにせずドライヤーの冷風などで完全に乾かす、まつげエクステがつぶれるようなうつぶせの恰好で寝たりしない、などの注意点もあります。
一つ一つ挙げるときりがないのですが、要するに目元に刺激を与えるようなことは避けると良いでしょう。
また、自まつげが弱って抜けてしまうと日々のケアをきちんとしていてもまつげエクステも一緒に取れてしまうので、日ごろからまつげ美容液などを使用して自まつげをケアする事も大切です。